もし僕らのことばがウィスキーであったなら
村上 春樹 (著)
登録情報
文庫: 122ページ
出版社: 新潮社 (2002/10/30)
言語: 日本語, 不明
ISBN-10: 4101001510
ISBN-13: 978-4101001517
発売日: 2002/10/30
商品パッケージの寸法: 15 x 10.4 x 1 cm
商品の説明
ウイスキーの故郷を訪ねた旅を、たくさんの写真とともにつづった紀行文。
旅の前半ではスコットランドのアイラ島に行き、
島に7つある蒸留所で作られるシングルモルト・ウイスキーを飲み比べて、
作り手の哲学にも触れる。
後半のアイルランドでは気の向くままに車を走らせ、
良さそうな宿を見つけてはふらりとパブでウイスキーを楽しむ。
日本に戻ってからも著者は、ウイスキーを飲む度に、島の風景やパブの雰囲気を思い出す。
旅は、終わってからもまた楽しめるものだということを感じさせる、
「ウイスキーの匂いのする小さな旅の本」に仕上がっている。
(Amazonより
昔はこの本はあまり有名じゃなかったのになあと
商品説明をみにAmazonを見たらしみじみと思ってしまった。
そんな有名な著者のマイナーな一冊だった本のご紹介。
洋酒は地域にもばらつきがあるとは思いますが
なじみがない人のほうがまだまだ多いお酒のようです。
朝ドラのおかげで最近はウイスキーブームとなって
あまりみかけないウイスキーも手軽に入手できるようになってうれしいものです。
ウイスキーとはなんだろう?と
グラス片手に調べてみると
世界5大ウイスキーがあって
スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、そして日本。
そもそもゲール語のウィシュクベーハー、
いのちのみずという意味のあるウイスキー。
聖地と呼ばれる場所もあって
「いってみたいなあ」と思いをはせたり。
そんな聖地に行ってみました、が内容です。
とはいえ村上春樹。
そんなに話自体饒舌ではなく、淡々と描かれています。
思うと昔のウイスキーのCMは静かだった(気がします
グラスと自分の対話のようなそんな感じ。
アイラ、アイルランドで蒸留場をみて酒をのむ。
かなりのぜいたくがこのちいさな本に詰まっています。
またアイラ島のウイスキーは
朝ドラで連呼されていた「スモーキーフレーバー」豊かなものです。
アードベッグ
ラガヴーリン
ラフロイグ
ボウモア
カリラ
ブルイックラディ
ブナハーブン
入手しにくいものもありますが飲み比べてみると
同じ島で作られたとは思えない味わいです。
是非ともウイスキーの世界へ!
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