世界の[下半身]経済のカラクリ
門倉 貴史 (著)
登録情報
文庫: 285ページ
出版社: アスペクト (2013/9/12)
言語: 日本語
ISBN-10: 4757222599
ISBN-13: 978-4757222595
発売日: 2013/9/12
商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
内容(「BOOK」データベースより)
快楽としてのセックスが社会に抑圧された結果、
金銭を伴うセックスが産業として成立した。
そのセックスという視点から世界経済のカラクリ、
つまりセックスビジネスのマネーの流れをつかむことで、各
国の売春産業の市場規模、
先進国と後進国の下半身経済による
つながりの構造までが見えてくる画期的な一冊である。
(Amazonより
どんなに景気が悪くても、ギャンブルと性風俗はすたれない、でしたっけ?
まあそんなわけで
いかなる時も下半身産業はあるわけで。
みんな大なり小なり好きだよねーエロいの。
というわけで今年も変わらずこういういい大人が見たら眉をひそめるテーマのも
積極的に読むのであります!
(ちなみにセックスの先にはやっぱり妊娠出産があるわけで
そういうのも読んじゃう、というか気になるところであります)
読み終わっての感想
「よく調べたなあ!」につきます。
ちゃんとした信憑性のある数字ばかりじゃなかったりもしますが
かなり調べにくいところまでぐぐっと!で
著者の熱意が感じられます。
風俗嬢の職種によって給料がどう変わるかとか
どうしたってその数字はほんと?って思っちゃうけど
(そもそもが出回りにくいジャンルですから)
それでも調べられるところまでやった!ってのはすごいわけです。
セックス産業だけでなく、そのマイナス要因であるHIVだったり性病についてだったり
単純にそれだけでない部分までもがあります。
5章にアジアのセックス産業について取り上げており
その中で一夫多妻だったり、木と結婚するなどその土地風土のセックス事情もあり
(というか民俗学的な部分)
丁寧なつくりという印象です。
ちょっと前のものですが、ここまで詳しい本は見かけないので
いろんな意味で資料としてもいいものだと思います。
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