建築家が建てた妻と娘のしあわせな家
田中 元子 (著),
野寺 治孝 (写真)
登録情報
単行本(ソフトカバー): 230ページ
出版社: エクスナレッジ (2014/8/2)
言語: 日本語
ISBN-10: 476781829X
ISBN-13: 978-4767818290
発売日: 2014/8/2
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.2 x 1.8 cm
内容紹介
建築家と共に暮らす
妻・娘だからみえた
本当の家のすがた
本書は日本を代表する著名な建築家たちの自邸を訪ね、
設計者=夫・父には建物の話をまったく聞かず
その家での多くの時間を過ごす奥様や娘様に
「家」の話をうかがうというものです。
これにより建てた後の暮らしが話の中心となり、
家族が成長していき、家もまた成長していく過程が詳しく語られていきます。
結果、建築家自身では語られることのない、
新しい「家のありかた」を浮かび上がらせることができました。
家づくりを考えている人はもちろんのこと、
豊かな暮らしを求めるすべての方にオススメの一冊です。
■主な目次
「私の家」清家清さんの自邸
「自邸」槇文彦さんの自邸
「スカイハウス」菊竹清訓さんの自邸
「塔の家」東孝光さんの自邸
「チキンハウス」吉田研介さんの自邸
「新座の家」益子義弘さんの自邸
「下里の家」永田昌民さんの自邸「相模原の住宅」
野沢正光さんの自邸
「タンポポハウス」藤森照信さんの自邸
「住居№1 共生住居」内藤廣さんの自邸
「のこぎり屋根の家」手塚貴晴さん、手塚由比さんの自邸
「房総の馬場家」馬場正尊さんの自邸
「LOVE HOUSE」保坂猛さんの自邸
「駒場の家」竹山実さんの自邸
「北嶺町の住宅」室伏次郎さんの自邸
「クレバスの家」六角鬼丈さんの自邸
「宇宙を望む家」椎名英三さんの自邸
「箱の家」難波和彦さんの自邸
「トンネル住居」横河健さんの自邸
「南麻布のリノベーション」北山恒「ZIG HOUSE/ZAG HOUSE」古谷誠章さんの自邸
「小日向の家」堀越英嗣さんの自邸
「KATA House」M・タルディッツさん、加茂紀和子さんの自邸
「永福の住宅」堀場弘さん、工藤和美さんの自邸
「アシタノイエ」小泉雅生さんの自邸
「ハウス&アトリエ・ワン」塚本由晴さん、貝島桃代さんの自邸
「神宮前の住宅」フィリックス・クラウスさん、吉良森子さんの自邸
「foo」松野勉さん、相澤久美さんの自邸
「新逗子の家」長島孝一さんの自邸
「松原の家」内藤恒方さんの自邸
「町庭の家」片山和俊さんの自邸
「重箱住居」黒川哲郎さんの自邸
「国立の家」田中敏溥さんの自邸
「1×1/2×2」川島茂さん、鈴鹿美穂さんの自邸
「MUSAKO House」山中新太郎さんの自邸
「KCH」河内一泰さんの自邸
(Amazonより
昨日は宮脇 檀氏の「それでも建てたい家」をお送りしました。
たぶん2015マイベスト・・・
(今年出版じゃないじゃんというツッコミはなしで)
「じゃあ、その建築家さんとやらはどんなおうちに住んでるんだろう?」ということで。
はいこれです。
建築家の家というのは
「わたしこれだけアイデアあります」だったり
「こんなテーマの家づくりが得意です」など
建築家が独立された際に作るケースが多いようです。
この本に取り上げられた家のほとんどが
はじめて、だったり二件目だったりなのです。
興味深いですね。
そしてその建築家の性格だったり考え方がよくでています。
つくる際に奥様だったりご家族に相談される方
問答無用!俺の意見についてこい!な熱血漢な方だったり。
奥様自身も建築家なケースも少々でしたが
どの奥様にも共通するのは
おもしろがる力の高さ。
もっともこれで取り上げられてる物件は住み始めて5~30年経過されてるものですので
そんなものなのかもしれません。
でも、案外建築家の家ってみょうちきりんです。
ものすごく狭少住宅だったり、家具が固定されてなかったり
逆に完璧に計算されつくし、遊びが全くなかったり。
そんな真剣なおとこたちを笑って許す奥様たちだからこそ
そんな家での生活が成り立ってきたのかもしれません。
普通のおうちではないおうちにも
ちゃんとそこなりの日常があるのです。
建築家のお宅訪問、いかがでしょうか?
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