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2015/06/04 (Thu) 09:14

私の現代詩入門―むずかしくない詩の話
辻 征夫   (著)



登録情報


新書: 192ページ
出版社: 思潮社 (2004/12)
ISBN-10: 4783720045
ISBN-13: 978-4783720041
発売日: 2004/12
商品パッケージの寸法:  17.4 x 11 x 1.6 cm


内容(「MARC」データベースより)


ユーモアとペーソスの抒情詩人辻征夫が、
「詩をほとんど知らない人」のために、
啄木、朔太郎、中也、道造らの詩を
誰よりも親しみを込めて語る辻式現代詩入門。
1991年刊「かんたんな混沌」を元に再構成。




(Amazonより




以前「現代詩手帳」という雑誌をいただいたことがあります。
それが本棚から出てきてめくったらよくわからなかったのです。
そもそも現代詩ってなに?詩じゃないの?
わかりやすい現代詩の本ないかなあ?とチョイスしました。
(現代詩手帳を出版している思潮社だったというのもおおきいです)
石川啄木、佐藤春夫、萩原朔太郎、小泉八雲、と
18人の詩人中知ってるのはわずか6人。
しかも名前を知ってるだけで、作品はろくに知りません。
とりあえず読んでみました。
前半「詩を読む」と章された部分がおもしろい。
詩人について著者のエピソードを交えながら書かれています。
萩原朔太郎の生家のわびしさよ。
(今はもっと整えられてると信じてます)
そして高村幸太郎。
有名な作品といえば「千恵子抄」
妻千恵子と出会い、彼女の病気による狂気、そして死後にわたっておよそ30年にわたる
彼女についての作品をまとめたものだそうです。
迫力のある文章に「これは読みたい!」と青空文庫にあったのでダウンロードしてしまいました。
著者も詩人だったそうで、本当に詩を読むのが好きな方だったそうです。
だからこそかけた本だと思います。
詩を幾度となく読んでいなければこんなにも深くはかけないものです。
で。
やっぱり現代詩とはなにかとはよくわからなかったです。
昔の言葉遣いから今の言葉にかわる変換期に生きてた詩人が
「俺はやっぱり従来の書き方がいい!」とのエピソードもあったので
そいうのもふくめての「現代」でしょうか?
でも、少しだけ詩とは仲良くできそうな気がします。
まずはダウンロードした千恵子抄からですが。



余談ですが。子供のころ何度か千恵子の生家や
高村幸太郎記念館に行ったことがあるのです。
いま行ったら見え方が全くちがうんだろうなあ。
なぜ当時の私は興味を持たなかったんだ!と悔やむばかりです。
もっと興味のアンテナを張り巡らしていたいです。

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