2011/05/17 (Tue) 09:36
岡本かの子
1889(明治22)年3月1日、東京赤坂青山南町の大貫家別荘で生まれる。
本名カノ。
跡見女学校卒業後、与謝野晶子に師事し、
「明星」や「スバル」に短歌を発表した。
明治43年、上野美術学校の画学生岡本一平と結婚。
翌年岡本太郎誕生。
しかし、それぞれの強烈な個性が激突し、
かの子の身内の不幸も重なって、結婚生活は破綻した。
その結婚生活の地獄を乗り越えるため、
夫婦で宗教遍歴をし、大乗仏教に辿り着く。
1936年、芥川龍之介をモデルにした『鶴は病みき』によって文壇に登場。
その後、『母子叙情』『金魚撩乱』『老妓抄』などを発表。
1939年(昭和14)年2月18日、脳溢血にて死去。
(青空文庫より
岡本かの子は、岡本太郎の母親というのが最近の認識。
むかーし、ドキュメントドラマで見た彼女がかなり独創的かつ
わがままな奔放な女性だったという印象。
初めて彼女の話を読む。
巴里に移住していた頃の話だろう。
その当時の巴里風俗が垣間見える。
売春婦とヒモと、ろくでもない男女。
時代が変わっても、男と女はかわらない。
捕えられる事は彼女にとってどうでもいいことで
客引きが、狩猟のような一種の快楽だったのだろうか。
途中の一文がラストに響いて
女性とはそういうものだったと改めて思った。
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