2017/08/25 (Fri) 16:35
世にも不思議な怪奇ドラマの世界
山本弘(著)
尾ノ上浩司(監修
感想をひとことで言うならば「すごい本ができてしまった!」。
アメリカのオカルト番組「世にも不思議な物語」
「ミステリー・ゾーン」を中心に
海外SF、ホラー、ファンタジーアンソロジー番組のデータを
これでもか!と集めた一冊です。
なにがすごいかというとこれらの番組は1959年とかなりふるい番組ということ。
本国アメリカでもきちんとデータがまとまっておらず
同人誌のようなもの(個人的にまとめたもの)くらいしかないそうで
だったらまとめよう!と実際やってしまった筆者の行動力が素晴らしい。
実話やちょっと不思議な話をテレビドラマにし、
それらのタイトルをはじめ放送日、脚本家、出演、あらすじがひとつひとつ丁寧に書かれています。
面白いのは、その話の元ネタがかいてあるものもあり「なるほど!」だったり
脚本や演出に対して著者のツッコミだったり
日本で放送された当時のエピソードまでも書かれており
とにかく好きじゃなければここまでやらないでしょう。
個人的に映画のサイトのあらすじを読んで、どのような内容なのか妄想するのが好きなので、
沢山のあらすじを読んでは妄想するというのはとても楽しかったです。
なお映像がDVD化されているものもあり、それが紹介されているのもうれしいところです。
また「ミステリーゾーン」に参加していた三人のSF作家が豪華すぎていろいろびっくり!
「世にも奇妙な物語」系がすきな人にはお勧めしたいです。
(「世にも不思議な物語」は「世にも奇妙な物語」の元ネタでもあります)
登録情報
単行本(ソフトカバー): 365ページ
出版社: 洋泉社 (2017/4/5)
言語: 日本語
ISBN-10: 4800312213
ISBN-13: 978-4800312211
発売日: 2017/4/5
梱包サイズ: 18.8 x 13 x 3.2 cm
内容紹介
テレビ界の創世期には、伝説とも言える番組がいくつも存在した
――『The Twilight Zone』と『Alcoa Presents: One Step Beyond』である。
前者は『未知の世界』『ミステリー・ゾーン』『ミステリー』という題で、
後者は『ワンステップ・ビヨンド』『世にも不思議な物語』『これは実話?です』
という題で日本でも放映された。半世紀以上も前の伝説の怪奇ドラマは、
現代日本のテレビに少なからぬ影響を与えている。
本書は、このふたつの怪奇ドラマを徹底解説した、ディープなガイドブックである!
(Amazonより
PR
Comment
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(09/23)
(09/16)
(09/05)
(09/04)
(08/31)
(08/30)
(08/29)
(08/28)
(08/25)
(08/24)
(09/11)
(09/10)
(09/04)
(09/03)
(09/02)
(07/09)
(07/08)
(06/10)
(06/04)
(06/03)
(06/01)
(05/26)
(05/22)
(05/21)
(05/20)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
まつこ
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(05/17)
(06/29)
(08/11)
(04/12)
(07/08)
(07/24)
(08/20)
(09/09)
(10/05)
(10/30)
(10/30)
(11/10)
(11/10)
(11/11)
(12/18)
(01/07)
(01/07)
(03/05)
(03/05)
(03/05)
(05/06)
(05/07)
(05/07)
(05/12)
(05/12)
P R
アクセス解析