だから日本はズレている
古市 憲寿 (著)
登録情報
単行本: 237ページ
出版社: 新潮社 (2014/4/17)
言語: 日本語
ISBN-10: 4106105667
ISBN-13: 978-4106105661
発売日: 2014/4/17
商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
内容紹介
リーダーなんて要らないし、
絆じゃ一つになれないし、
ネットで世界は変わらないし、
若者に革命は起こせない――。
クール・ジャパン戦略、ネット炎上騒動、
就活カースト、働き方論争、
脱原発デモ、リーダー待望論、ノマドブーム……
迷走を続けるこの国を29歳の社会学者が冷静に分析。
日本人の「弱点」と「勘違い」に迫る。
<著者より>
国や企業の偉い人たちの考え方は、
往々にして、ピントがズレていたり、大切な何かが欠けていたりする。
ただ「強いリーダー」を待望するだけで、
なかなか自分では動き出さない。
「クール・ジャパン」や「おもてなし」と言いながら、
内実は古臭い「挙国一致」の精神論。
これからは実力主義の時代だと煽りながら、
結局はひとを学歴や社歴でしか判断できない。
自分ではそれほどITを使えないのに、
やたら「ネット」や「ソーシャル」の力を信じている――。
僕がこの本で考えてみたいのは、
なぜこの国はいつも大事なときにズレてしまうのか、ということだ。
本書は、世間知らずの「若者」が、
日本に棲息する多数の偉い人や、
立派なサービス、巨大なプロジェクトに出会い、
感じ思ったことを記した観察録でもある。
(Amazonより
雑誌のコラム掲載をまとめたもので、
今までの著者の本と比べると少しまとまりがないようにも感じた。
クールジャパンやソーシャルメディアなど
その時どきのことに対して物申している。
ずれてるし、おかしくない?と言いながらも
こうしたらどうだろう?
こんな考えはどうだろう?と書かれている。
淡々とぶった切りながらも、やや若者目線で書く。
(当時29歳と書いてあったので)
世の中はおじさんたちが作り、若者に期待するが
若者が15~30歳とすると世の中圧倒的におじさんだらけである。
自分たちの価値観を疑わないおじさんに混じらないように
すこしでも自分の考えを伝えることがこれからの生活に必要なのかもしれない。
(ただし、必要以上に物事に期待しないように!
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