ビジネスマンへの歌舞伎案内
成毛 眞 (著)

登録情報

新書: 208ページ
出版社: NHK出版 (2014/11/6)
言語: 日本語
ISBN-10: 4140884460
ISBN-13: 978-4140884461
発売日： 2014/11/6
商品パッケージの寸法:  17 x 11 x 1.8 cm

内容紹介

英語より先に歌舞伎を学べ!

「一年に一回、嫌々でも三十代から観ておけば六十代になったとき、
若かったころの自分に感謝することであろう」――。
ビジネスに必須の教養として、生涯の趣味として。
日本マイクロソフトの元社長で博覧強記として知られる著者が、
「歌舞伎の効能」を情熱的に説く一冊。

(Amazonより



どうも古典が苦手です。
というか歴史系がどうにも苦手で、
歌舞伎も「結局歴史でしょう！？ムリムリムリムリ！」という感じでした。
近年襲名披露が相次ぎ、亡くなった役者さんもおり
歌舞伎の特集が組まれることも多かったので
一応見てみるかな(きっと理解できないんだろうな)と録画してみても
「よくわかんない」「誰か解説してくれないかな」という現状でした。
なのでビジネスマンではないけれども、
ちょっとでもわかればいいかなという気持ちで手に取りました。
歌舞伎を観てるのは60代以上なのはなぜか？
上演してる時間が会社員が気軽に観に行ける時間じゃないから。
(午前中と午後4時ころからはじまるので)
そんな疑問から、著者のお薦めする年間観劇スケジュールまでかなりの濃い内容です。
本当にビギナー向けです。
上演してる作品が実は人気のあるシーンだけ抜粋してるなんて知らなかった！
(もちろん抜粋してない上演もあります)
古典なのに時の話題をセリフに取り入れることもあったり。
歴史は古い、なのに実は柔軟性のあるものだったと知り、身近に感じられます。
(もっともそれらは日々の練習があってこそなのですが)
もし歌舞伎座にいくなら、と行きから帰りまで
劇場の探索、食事から楽しみ方まで実に細部まで説明があるのもうれしいところ。
これはチャンスがあったら…と思いながらも
撮りためてた録画からチャレンジしてみます。
ビジネスマン以外でも楽しめます。
古くて新しい歌舞伎の世界知ってみませんか。