2
野崎 まど
内容紹介
数多一人は超有名劇団 『パンドラ』 の舞台に立つことを夢見てやまない青年。
ついに入団試験を乗り越え、パンドラの一員となった彼だったが、
その矢先に 『パンドラ』 は、ある人物によって解散を余儀なくされる。
彼女は静かに言う。
「映画を撮ります」 と。
その役者として抜擢された数多は、
彼女とたったふたりで映画を創るための日々をスタートすることになるが――。
『全ての創作は、人の心を動かすためにある』
彼女のその言葉が意味するところとは。
そして彼女が撮ろうとする映画とは一体……?
全ての謎を秘めたままクラッパーボードの音が鳴る。
(Amazonより
こわい
きもちわるい
説明がつかなくなったとき
私は言葉にできなくなったときそういう言葉を用いる傾向があるようだと
この本で知りました。
言葉を知らないって、表現できないから。
そして読み終わった後で
「作者はしねばいいのに」
そう思ったのも初めてでびっくりした。
デビュー作である
「映)アムリタ」この続きとは知らなかった。
でもざっとあらすじを読んだときおなじようなにおいのようなものを感じた。
読み終えるまでの3時間あっというまで、オチのオチのオチ。
こわいなと。
読み終わってなんとなくぐぐってみた。
それがほんとうだとすると
いままでのものが、このためにあったとするとものすごくこわいし
じゃあ本当かどうか
アムリタから2に至るまでに書かれた数作の話はこの2のために書かれたのか?
それを知りたいと思った。
まんまと作者に乗せられているとは思うけれども
このこわいと感じたのもまた作者の才能だと思う。
もっと読みたい!と思う気持ちと
少しの躊躇
このさじ加減が絶妙でこれはいままでの作家にはないものだと感じる。
追記
しねばいいのには褒め言葉であって
それ以上でもそれ以下でもありません。
これ以上新しい作品を読んで心乱されたくない気持ちと
最後までつきあいたい気持ちがぐしゃぐしゃになっての言葉からです。
適切な表現ではないかもしれません。
不愉快に感じましたらすみません
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