今日もごちそうさまでした
角田 光代   (著)

単行本（ソフトカバー）: 272ページ
出版社: アスペクト (2011/8/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 4757219539
ISBN-13: 978-4757219533
発売日： 2011/8/25
商品パッケージの寸法:  18.8 x 13 x 2.2 cm

内容紹介

朝７時、昼１２時、夜７時。
 失恋しても病気になってもごはんの時間にきっちりごはんを食べてきた。
しあわせで、たのしくて、おいしい食べものエッセイ。

 本文中に登場するレシピも「私のごちそうさまレシピ」と題して紹介しています。

れんこんだんご
　かぼちゃグラタン
　洋風鰹
 　ねばねば５色丼
 　鶏チャーシュー
　茄子入りギョーザ

Amazonより



角田さんが料理にはまったエピソードは有名で
ＮＨＫのお昼ごはんの番組で知りました。
毎日家人のお弁当ついでに自分のも作るようになって
めんどくさい・・・でも角田さんは毎日やってるんだよなあと
ふと思ったり。

料理好きときくと好き嫌いがないという勝手なイメージをもっています。
なので読んでいてぎょっとしました。
この人は子供の頃、ごはんと肉で生きていたのは確かかもしれない。
私も好き嫌いが多い方で、２０の頃酒飲みになると同時に一気に減ったのです。
意を決して食革命というのもすごいですが
いやだ→おいしい！というエピソードだらけでおもしろい。
だってこういうのって覚えてないことが多いから。
ふと
子供の頃あたりまえにおいしい！すき！だったら
このおいしいという感動はむしろ当たり前という感覚で。
大人になってからすきになったからこそのことなんだなあ。

食べ終わらなかったらあそぶな！という方針の家庭だったので
食べたくないなら、はいお肉！というお母さんはものすごい！というのが一番のびっくりでした。
いいなーいいなー
おうちの数だけごはんがあるように食育の考えもいろいろですね。