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2014/07/23 (Wed) 13:53

銀齢の果て
筒井 康隆  



文庫: 308ページ
出版社: 新潮社 (2008/7/29)
ISBN-10: 4101171513
ISBN-13: 978-4101171517
発売日: 2008/7/29
商品パッケージの寸法:  15 x 10.8 x 1 cm


内容紹介

増大した老齢人口調節のため、
ついに政府は70歳以上の国民に殺し合いさせる
老人相互処刑制度(シルバー・バトル)」を開始した!
 和菓子司の隠居、宇谷九一郎の住む宮脇町には、
もと自衛官、プロレスラー、好色な神父など「強敵」が犇めいている。
刃物と弾丸が飛び交い、命乞いと殺し合いの饗宴が続く。
長生きは悪なのか?
恐怖と哄笑のうちに現代の「禁断の問い」を投げかける、老人文学の金字塔!


(amazonより


超高齢社会の現在さまざまな問題がある。
最近いわれてるのが認知高齢者の自動車運転についてである。
認知状態で自動車を運転し事故が起きてしまった
あわや事故をおこしそうになった。
そんな記事が新聞にのるいま。


老齢人工調節のために70以上の国民にシルバーバトル
老人相互処刑制度
が導入になったら?


が本書である

主人公のご隠居は賢く人望も厚く
これぞ古きよき老人の見本のような人である。実にさまざまな老人が出てくる。
と
思ったのは「高齢者」「老人」というカテゴリーに入れられているが
みなそれぞれに個性がある。
それぞれに家庭が生活がある。
これは案外見落とされがちだと思うが
個性は若者だけの特権ではない。
その年齢までそれぞれの経験をして
そしていまも若者と同じように生きている。
それこそ、恋もする。


で。
自分が70という年齢を想像しよう。
この戦いに勝てるだろうか。
勝って、その先に何をみるだろか。


最後にご隠居はその賢さ、観察眼のせいで足元をすくわれる。
そこに彼らしさを感じてしまったのは
なんともなかしい。
こういった未来がないことを願うばかりである。

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