エロティック・ジャポン
アニエス・ジアール (著), にむら じゅんこ (翻訳)

単行本: 360ページ
出版社: 河出書房新社 (2010/12/18)
ISBN-10: 430924534X
ISBN-13: 978-4309245348
発売日： 2010/12/18
商品パッケージの寸法:  21 x 15.2 x 3.2 cm

内容紹介

“日本のエロティック・カルチャー”は世界からどう見られているのか?
気鋭のフランス人女性ジャーナリストが論じる、
あまりに奇妙で、あまりに豊饒な日本のエロス的イメージ。
現代アートや浮世絵、風俗雑誌など、約300点にのぼる図版を収録。

(Amazonより

フランス人からみたHENTAIの国ジャポン。
という内容です。

若干古いものもありますが
（ガングロメイクとか）
そこは時代の流れということでｗ
しかしよくもまあ、ここまで集めたなというのが第一印象です。
フランス人からみた、なので
多々誤解も含みますが
これは学術的にみて珍しい本だと思います。
サブカルチャーや民俗学的なことだったり
ましてやこれはエロス。
こういうことをまとめてるのはあまりない・・・
そうでもないか。
外国人からという視点でも十分面白いかと思います。
後半なんだかなあと思う部分もありましたが
前半から中盤は
知らないこともあったので
へえそうなのかー！の連続でした。
（個人差はあると思います）
ただもっと詳細を！と調べたら
実は全くエロスとは関係なかった、というものもあったので
そこは参考程度に考えた方がいいかもしれません。
挿絵もいろいろよく集めたなあ（苦笑）なので
モノクロで小さかったりですが。
全体的に作家の熱意があふれる本です。