会議中やデート中、目の前の相手がSNSを見始めたら?
スマートフォンが飛躍的に普及した今日、
ウェブの情報空間がリアル空間と結びつく「多孔化」は、
私たちの生きる現実を大きく変容させ、
社会のつながりを揺るがしつつある。
いま、最も注目される社会学者が、
「ソーシャルメディア疲れ」する若者の自己の有り様から、
震災以後の日本社会の共同性の危機まで、
多孔化した現実のゆくえを探る、待望の書き下ろし!






文科系トークラジオLifeのパーソナリティのチャーリーの本です。
いつもLife聞いています。
「これ、いつ読んだんだっけかなあ？」と手帳を見たら
あらま
ちょうど仕事を辞めるか否かの頃でした。
（読んですぐ書評書いてるわけではないのです。
本当はすぐ書きたいのですが如何せんだらしがないのです。
情けないなあ）

インターネットを使い始めてから
すぐにSNSをはじめて
一時期は起きてる時間帯ずっと入り浸っていた時期もありました。
夢にまで出てきて
一時某所で軽く炎上もしたので本当に気が滅入ってました。
今はそんなに入り浸ってなく
気が向いたら程度です。

知らない街にやってきた私にとって
インターネットは一時宗教レベルのものとなって
いまはただのツールですが
本当に出会ったことに感謝したいです。
仕事でノイローゼ気味だった時も
震災でしんどかった時もSNSで知り合った方々が声をかけてくれました。
現実では震災被害者が身内にいるとわかると
「あー大変だったね」
それ以降タブーとなって全くそれについて話せません。
「まだそんなこといってるの？」とさえ言われたこともあります。

最初「cafesta」をやっていて「mixi」「Twitter」「Facebook」「LINE」と
SNSもどんどん増えています。
SNS疲れをおこしてる人もいるそうです。
以前アンケートサイトから届いたメールに書いてあった内容が
SNS疲れについてで
それが結局インターネットは悪でしょう？といわんばかりのもので辟易しました。
いまはそういったあからさまなものは少ないですが
震災前まではものすごく多かった気がします。
あの時、デマも横行してましたが
どうでもいい内容のついーとに励まされました。
いろんなメディアが悪と笑っていたインターネットに救われた方も多いのは事実だと思います。
どう使うかは個人の考えひとつ。
これはウェブに限ったことではないと思います。

と本書はネット＝悪とか書いてなく
SNS疲れとか、インターネットをどう活用していくか
情報発信についてとか、ネットとの関わりを書いた一冊です。
あとがきがチャーリーらしくてちょっと笑っちゃいました。