イラストのこと、キャラクターデザインのこと
坂崎千春　（著）

とにかく日本人はキャラクターが好きだと思う。
ゆるキャラをはじめ、テレビにも新聞、雑誌、インターネット
ありとあらゆる媒体にキャラクターが描かれている。
でもその多さゆえに覚えてるものが少なくないはず。
「なんとなく覚えてる」
「なんだっけこのキャラの名前」
そういうものが圧倒的に多いと思う。
そんな中誰しもが知ってるキャラクターたちを生み出しているのが
筆者である坂崎千春さんだ。
Suicaのペンギン、チーバ君、カクカクシカジカなど
おなじみのキャラクターたちと思う。
この本はそのキャラクターたちがどのようにできたのか
どのようにキャラクターデザインをしているのかが書かれています。
読んでいて「こんなに書いちゃっていいの？」の連続。
たとえば「キャラクターデザインの３つのルール」
１　線で表現するかわいらしさ
２　面で伝える抜け感とニュアンス
３　形にこだわった丸みとバランス
これを実際にキャラクターを例にひとつひとつ説明してあるのです。
またそのキャラクターを用いてグッズ展開する際気をつけたことなども。
意外と気になる仕事環境も掲載されています。

この本の帯にかかれているコピー
「生み出す」のではなく「みつけ出す」
読み終わったあと、なぜ「生み出す」ではなく「みつけ出す」なのか
納得するはずです。
またイラストやキャラクターを描く人にはとても参考になる本だと思います。
テレビで見かけたら思い出す一冊です。








登録情報

•単行本: 127ページ
•出版社: ビー・エヌ・エヌ新社 (2011/1/25)
•言語: 日本語
•ISBN-10: 4861007437
•ISBN-13: 978-4861007439
•発売日： 2011/1/25
•梱包サイズ:  20.8 x 15 x 2 cm

内容紹介

suica のペンギン、カクカクシカジカ、クウネル君、チーバ君…など、
老若男女だれもに親しまれ、
愛されるキャラクターを描きつづけるイラストレーター・坂崎千春が語る、
イラストのこと、キャラクターデザインのこと。
 線・色・形といったイラストの技法、
キャラクターを生み出すまでのプロセス、
さらには仕事への取り組み方までを、
かわいいキャラクターと素敵な写真と共に紹介します。
ラフデザイン、レアグッズ写真、仕事場写真など貴重な資料も盛りだくさん。
イラストレーターや、イラストレーターになりたい人はもちろん、
キャラクターデザインについて知りたい企業の方も必読です。
（Amazonより